もうすぐ年末年始です
今年は後半月で終わります。日本では12月に教師や僧侶のような教える人たちまで、忙しくなって走っていました。だから、12月を「師走」と言われているようですね。
輸入転売をなさっている皆様もきっと、この時期は今年最後の勝負として売り上げを作るために、気合を入れて精一杯頑張っていると思います。
中国の年末年始って、旧正月(今年は1月30日)と比べたら、ごく普通の祝日にすぎなく、営業をいつものようにしている会社も少なくありません。
今年はすでに終わっているんですが、中国ネットショッピングにおいて、11月11日前後はまさに「師走」のうように、タオバオのセラーも、工場の人も、物流業者も皆大忙しです。今年はまだマシですが、去年とかだったら、11月11日にタオバオで注文したものが、来年の2月に届いたらりしたそうです。原因は二つあり、①工場の生産スピードが注文に追い詰められてばかりで納期に間に合わない②中国語では「爆?」と言って、物流業者のところに荷物がどんどん押し寄せてきて、いくら配達してもしきれないことを意味する。
だから、中国のタオバオやアリババからものを仕入れている人なら、11月11日前後をさせたほうがよさそうですね。
今年は後わずかですが、残っている時間こそ効率よく利用しましょう!
最近のタオバオの買い付けでものすごく悩ましいことがあります。
在庫確認の際
私 「このジャケットを30枚ほしいけれど、在庫ありますか?」
セラー 「はい、大丈夫です」
顧客が入金後、正式注文して数時間経つと、セラーからメッセージが来ました。
セラー 「すみませんが、例のジャケットなんですが、15枚しか残ってないです。他のサイズ、或いは色でもいいですか?」
私 「え?在庫ありではなかったんですか」
セラー 「今、倉庫を確認したら、15枚しかありませんでした。」
私 「どうして在庫確認してくれないんですか?」
セラー 「すみません」
私 「ん……」
すみませんはいらないよ!ちゃんと責任もって仕事しろよ!って言いたかったです。
なぜこんなことになったかというと、無在庫販売しているからだと思います。具体的に言うと、受注してから、工場や、他のところで発注する。つまり、本当の在庫状況は把握できないんです。最近、こういう無在庫販売のセラーが結構増えてる気がします。発注をかける際、在庫ないといわれると、顧客に代替のURLを教えてもらわないといけないから、無駄な時間がかかってしまいます。
中国市場といったら、まず思い浮かぶのはイーウーと広州二箇所です。
今日はこの二つの市場の同じところと違うところについてまとめてみます。
同じところ:
①気候、温度はそんなに変わらない気がします。
②市場の運営、同じ種類の店はいっぱい入ってるマーケットがあって、客はぐるぐる回っている状態です。
③ほとんどの店は工場から仕入れており、つまり工場の代理店みたいなものです。そのため、ある程度は彼らの利益がのっています。工場が直接店を出しているところもありましたが、やはり少ないです。
④値段の交渉、特に量が結構多い場合、セラーと必死に戦わなければなりません。
違うところ
①言葉、イーウーでも、現地の言葉はありますが、ただ普通の方言に過ぎないため、北京語が一般的です。広州だと、広東語は有名な言葉になってるから、いわば、一つの言葉とされています。仕入れに来る人たちも殆どその周囲のもので、広東語できるのは当たり前なことです。つまり、広東語ができないと、よそ者扱いされやすい気がしました。。。
②ライフスタイル、広州の人たちは昼間でもお茶飲んで、のんびりしてる人が多いよと聞いていましたが、実際現地へ行って、本当だなと思いました。朝から夜までお茶は欠かせないようですね。レストランに入るとお茶代は必ず取られます。この間は広州ホテルに泊まっていて、その近くの川辺にある海鮮の店は夜中2時でも人いっぱいで、びっくりしました。
③商品の値段、物価が高いからか、同じ商品で広州はイーウーより多少高い気がします。品質もより良かったと思います。
④扱う商品、イーウーは雑貨や、アパレル、日用品などが有名です。その一方、広州は電化製品がメインです。
⑤広州は毎年大型の展示会が開催されますが、イーウーはまだないです。
自営業者が一番自由から遠い人たちなんだと「ユダヤ人大富豪の教え」という本から教わりました。
今、この中国輸入代行で、営業から、荷物の発送まで全部自分でやっていて、土日なし、年中無休な私はこの世で一番不自由な人間では?
「ユダヤ大富豪の教え」の視点から見ると、どうやらそうです。
でも、何というだろう、忙しいながら、充実した毎日が好きです。特に、一つ一つのお荷物が無事にお客様にお届けできた時が一番満足度が高い瞬間です。
そういえば、学生時代から、サラリーマン時代、今の自営業に至るまで、ゆっくりできた時間よりも充実した時間のほうが楽しめました。よく周りから、「どうしていつもそんなに忙しいですか」、「たまにはゆっくりしたら」と言われますが、どう答えればよくわかりません。自分はただ休んでいられないだけです。少し暇ができても、何か仕事を埋めたくなります。だから、大学卒業する前に、中国で一番競争が激しい上海で就職することを決めていたのです。